ベターッと開脚は本当に体に良いのか?
開脚本が流行ったことで、開脚が一時ブームになりました。
その裏では、開脚の危険性を言う方もいらっしゃいます。
果たして、開脚できない人が、開脚が出来る様になると健康になるのでしょうか?
今回は、開脚についてのまとめ記事です。
開脚と健康は関係ない
まず、開脚と健康は関係ありません。
開脚できる様になれば、痩せると言う方もいらっしゃいますが関係ありません。
痩せていて開脚できない人は沢山います。
逆に、開脚が得意な肥満の人も沢山います。
おそらく、バレエダンサー達は痩せていて柔らかいので、その印象が強いのだと思います。
忘れてはいけないのは、お相撲さんも開脚は得意です。
痩せたい人は、食事内容を見直すのが1番早いです。
開脚は危険?
逆に良くないと言う方もいらっしゃいますが本当でしょうか?
開脚=健康
ではありませんが
開脚=不健康
でも無いと思います。
では、何が危険なのか?
それは、開脚の練習方法に問題があります。
無理のない範囲で行うストレッチは身体に良いです。
あれ?
さっき、開脚=健康では無い
と言いましたよね!
て、突っ込まれそうですが、身体が硬い方が柔らかくなれば筋肉が動きやすくなり健康的になります。
痩せやすくなります。
完全な開脚を求めなくても良いと言うことです。
いけないのは、早く柔らかくなりたいからと言って、無理やり強い力でストレッチをすると靭帯や筋肉、腱を痛める危険があります。
また、ストレッチをやり過ぎると筋肉と腱の反射が鈍くなり筋肉に力が入り難くなります。
こうなってしまうと不健康状態になると思います。
なぜ、皆んな開脚に憧れるのか?
逆立ちやバク転などと同じで、できる人とできない人の割合は、できない人の方が多いと思います。
なので、できると自慢できます。
特技の一つになります。
では、本題の結論を言いますと、身体が硬い人が柔らかくなると健康になるが別に開脚できるまで柔らかくなる必要はない。
できる様になりたければ、練習してできる様にしても良い。
それが特技になる。
ただし、ストレッチは無理に力を入れて行わずに身体に負担が無い適切な方法で行うこと。
柔らかい人が更に柔軟性を求めると良くない可能性もある。
次回は、開脚をする為に必要な5つのポイントを書きたいと思います。
私がこの記事を書いたよ!
五十川 和之
鍼灸師 パーソナルトレーナー。大手スポーツクラブと治療院で約10年の経験を積みパーソナルトレーニングジムを開業。常に身体の仕組みを勉強し独自の運動指導を展開しています。また、趣味でマスターズ陸上に挑戦。